2008年03月14日
銀座に曲がったビル、出現!
はてさて、銀座2丁目のマロニエ通りにあるこのビル、耐震偽装による強度不足のために曲がってしまった、というワケではなく、もちろんゴジラがひねって曲げてしまったわけではない。
こういう曲がったデザインのビルなのである。
この変わった外観のビルは、デビアス ダイヤモンドジュエラーズ(本社はイギリスらしい)の「デビアス銀座本店」のビルだという。
(参考URL 銀座経済新聞 http://ginza.keizai.biz/headline/601/ )
ビルに近寄って見ると、3月28日に開店するというような表示がある。
道行く人々も、いきなり出現したヘンなビルに驚いて、思わず携帯で写真を撮ってしまう人が多い。
よくもこんなデザインで建てられたなあ、と思って、建物の周りをしげしげと眺めてみると、なぁんだ、ダイナミックに変形しているのは、通りに面した1面だけで、ほかのタテ3面はふつうのピンと立っている直行の面になっている。
表側の方から見ると、変形している面が前うしろに波だっているだけでなく、横方向にも屈曲しているので、ビル全体が曲がっているように錯覚してしまうのだ。
人間の目がいかに騙されやすいのか、体験する意味でも一見の価値ありだ。
おりから、赤白ストライプの色が近隣住民から嫌われた楳図かずおさんの自宅が完成。一応、近隣住民の仮処分申請は却下されたようだが、「色」への好悪の感情問題は今後も続くだろう。
じゃあ、このような「形」はどうなのか。
このビルは商業地区内だからいいとして、住宅地だったらどうなのか。
「あの曲がっている形を見ると吐き気がする」 「生活上、不安感を煽られて堪らない」 というような近隣住民からの訴えがくるのかしらん。
それにしても、表参道のプラダビルといい、ファッション系(ジュエリー系)は楽しい外観がお好きなようだ。
目を楽しませてもらっているので、商業地区なら、ヘンな形のヤツがどんどん建ってもウェルカム、である。
日時: 2008年03月14日 11:08 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年03月13日
リニューアルしたら面白くなるのに…特命係長只野仁
この新聞広告が載ったのは2月2日のことなので、だいぶ前の話題で恐縮だが、筆者は意外とミーハー路線のドラマが好きである。
つまり、世間の一部で「くだらない」と言われるドラマでも、結構はまる場合がある。
只野仁、好きですね。
最近はスペシャルくらいしか、やらなくなっちゃったのは残念だけど、このドラマの世界は、嫌いじゃないデス。
只野仁のいいところは、エンタテイメントと割り切っている絶妙のキャスティングにある。
高橋克典は、すっかり只野仁になりきっている。永井大はもうちょっと活躍してもらいたいが、まずまず。三浦理恵子もいい。桜井淳子は、もうちょっと色気づいてもらえれば良しとしよう。
毎回お色気シーンがあるのも、「水戸黄門」の由美かおるの入浴シーンと同様に、視聴者のお楽しみとして定着している。
蛯原友里については、ファッション誌のエビちゃんよりも、ドラマのエビちゃんの方がずっと好きだ。
じつは特命係長只野仁に、エビちゃんが出演しているとは知らず、
「ファッション雑誌のエビちゃんもきれいだが、只野に出ている、ちょっとエビちゃんを、庶民的にした感じの無名のコの方が、好みだなあ」
と思っていたら、エビちゃん本人だった。こういう一途な感じで、ちょっと垢抜けないエビちゃんなら、ぜひ嫁にほしい。(先方の意思はひとまず措くとして)
ただ、ちょっと不満なのが、ドラマのストーリー展開がすっかりワンパターンになっていることだ。
脚本、大幅に変えた方がいいのでは…。劇中でも、ちょっと古すぎる表現とか、同じパターンで繰り返される場面が、かなり飽きてきた。
先日最終回を迎えた、米倉涼子の「交渉人」とか、篠原涼子の「アンフェア」みたいな、骨太のサスペンスを中核にすえて、しかし只野仁らしい、お色気場面や笑える場面が適度にちりばめてあったら、新たな魅力が加わって、絶対に面白くなるだろう。
そう、この絶妙なキャスティングは、あの「踊る大捜査線」と同じように愛される可能性を秘めている。
テレビ朝日さん、斬新な脚本に替えて、ひとつチャレンジしてみてください。
※上記の文章を書いていて気がついたが、「踊る大捜査線」という題名について、二つの古い名作映画の題名からのパクリであることを知らない人が多いので、付言しておこう。
一つが、フランク・シナトラ主演の、水兵がニューヨークの町を徘徊する軽妙なミュージカル映画「踊る紐育」(踊るニューヨーク=漢字表記で紐育)。
それからもう一つが、シドニー・ポワチエ主演の、「夜の大捜査線」。旅行中の黒人敏腕刑事が、人種差別主義者の警察署長と対立しながら殺人事件を解決する映画である。
原題はたしか、「人はみな私をミスターと呼ぶ」というもので、黒人がけっしてミスターを付けて呼ばれなかった時代を反映したタイトルである。(主人公はそれだけ尊敬されている、というワケ)
つまり、「踊る大捜査線」は、「踊る」と「大捜査線」それぞれを拝借した題名というわけである。
※上記の件を、脚本の君塚良一さんや亀山千広プロデューサーが明確に告白しているかどうか筆者は定かではない。でも例えば「我輩は人間失格」というタイトルなら、漱石+太宰のパクリだとわかるほど明確な合わせ技である。
日時: 2008年03月13日 12:48 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
ドクター中松は意気軒昂! (天たまパーティーにて)
写真の元気な年配の紳士は、言わずと知れた、ドクター中松さんである。
この写真は、編集プロダクションの天才工場と、NPO企画のたまご屋さん主催の「天たまパーティー」での一こま。このパーティー、毎年1月31日に、フリーのライター、編集者、イラストレーターなど多数が参加するパーティーなので、フリーランスの方はぜひ来年参加してみてください(遅い報告でスミマセン)。
隣りにいる妙齢の美人は、パーティーに参加したファイナンシャル・アナウンサーの波多野里奈さん。
写真の二人は、ドクターナカマツー(=2ツー)」のコールで二本指を立てているところである。なんか、とってつけたポーズがちょっとおかしい!? (じつは筆者も近くにいて同じポーズをした)
ドクター中松さんはご高齢ではあるけれど愉快なタレント(本当の意味で才能のある人という意味)で、場を盛り立ててくれた。 いつまでもお元気でご活躍を、と祈念しておりまする。
天才工場のホームページは、http://www.tensaikojo.com/
企画のたまご屋さんは、http://tamagoyasan.net/
波多野里奈さんのブログは、http://blog.livedoor.jp/hatarina/
中松博士を囲む食事会の問い合わせは、nakayoshikai@dr.nakamats.com
日時: 2008年03月13日 12:13 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
おや、救世軍の社会鍋
この写真は、年末の銀座通りでのスナップ。
「救世軍」というと、なんのこっちゃと思う人も多いだろうが、キリスト教系の慈善福祉団体のようである。
ネット上の情報には「19世紀末の英国では、資本主義の諸矛盾が噴出し、大都市でさまざまな社会問題が発生。これに心を痛めたプロテスタント・メソジスト派の牧師ウイリアム・ブース設立。軍隊式キリスト教会。救世軍は、ロンドン東部の貧困地域に住む労働者階級を対象に福音伝道と社会事業を行い、英国全土、さらに、海外に広がった」というような事が書いてある。(参考にしたのは、http://members.at.infoseek.co.jp/kindoochan/whats_sa.html 救世軍のホームページは、http://www.salvationarmy.or.jp/)
売春に反対し、飲酒を抑制するような活動もしてきたようだ。
その救世軍、だいたい日本では、写真にみるような高齢者の方が従事している。
筆者も幼いころに見たことがあり、同じころに、サザエさんのバックナンバーを読んだら、登場していた場面があり、やはり通行人にはかなり気になる存在なのだな、と思う。
その崇高な精神と目的はともかく、やはり時代がかった雰囲気が、その歴史を物語るようで、興味を惹きつける。
この日も、歩いていて、昭和十年代に迷い込んだように感じて、写欲をそそられ思わずパチリ。
(もちろん募金には少額ながら協力しました)
日時: 2008年03月13日 11:44 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
捨てる人の、イマジネーション不足
あるとき、地下鉄の駅を歩いていたら、カン専用のごみ箱に、こんなふうにスターバックスかどこかのコーヒーカップが捨てられていた。
これ、気になりませんか? よくある風景? そうですか。
筆者は、すごくイヤな感じがした。この程度のことで、どうして? と思う人もいるかもしれないが、捨てる人が、こういう風に捨てたら、自分から後の人がいっさい使えなくなるって事を全然気にしないのかなぁって、思ってしまった。
イマジネーション不足。感覚麻痺。
たとえば、カーブの途中に放置駐車をしたドライバーと同じだ。
そのドライバーは、自分の駐車違反だけを気にするかもしれないが、カーブに侵入してきた他のクルマやバイクが危険にさらされる、という事には、考えが及ばない。自分がしたことの、あとの事態のイマジネーション、湧かないのだろうか、と思ってしまう。
とはいえ、わが身をふりかえると、交差点でついタクシーをひろってしまう自分も、ここにいる。交差点でタクシーをひろったら、危ないし迷惑でしょう、と言われたら、すみません、イマジネーションが不足していました、と猛省する次第である…
日時: 2008年03月13日 11:22 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
GPSは、ノースアップで行こう!
最近の車になくてはならないのが、GPSシステム。タクシーにも結構ついている。
タクシーの運転手さんの世界、いわゆる「プロフェッショナル」が減って、道をうろ覚えで運転している人がすごく多くなってきているから、コイツは便利なツールではある。
たいていのGPSが「ヘッドアップ」という、自分の車の向きを中心に表示する設定、つまり常時クルマの進行方向が上向きに設定されているのが、デフォルト設定になっている。
しかし、しばらく使って気がついたが、その設定だと、いま自分が東京全体のどのへんにいるか、さっぱりわからなくなるし、地図もぜんぜん覚えない。
それは当然な結果で、ヘッドアップになると、自分の車のアイコン(カーソル)は上を向いたまま、地図の方がくるくる回るようになっている。つまり、どっちが北でどっちが東なのか、まったくお構いなしで、ただ「今はどっちに曲がればいいのか」がわかりやすくなる。
運転している友人に聞いてみると、ヘッドアップの方が運転しやすいじゃないか、という意見も多い。
それは確かに「そのとき、そのとき」ではいいだろう、右折や左折も見たままに従えばいいのだから、まあ当然だ。ただ、この状態では何年運転しようが、地理的なセンスは身につかない。
地図と同じような「ノースアップ」にすると、北から南に下っている場合は、矢印が下向きになるので、左右に曲がる向きが逆になるが、しばらく使っていると慣れるし、エリア全体のどの幹線を、どの向きで自分が走っているのか、明確になる。
だから、GPSは、地図と同じ「ノースアップ」で使うのを強く推奨したい。
でも、時代は「そのとき、そのとき」で良ければいいじゃん、全体の中で自分がどういう位置にあるかなんか気にするな、自分さえ良ければOK、という風潮だ。
それでも、「最初は慣れないが、経験するにしたがって全体が見えてくる」という方が、筆者は好きだ。
日時: 2008年03月13日 10:58 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年03月11日
プリウスのタクシー、発見。
いまや「環境にやさしい」というのは、「人に迷惑をかけない」とか、「ちゃんと物事をわかっている」とか、「スマートにふるまう」とか、「人前でオナラをしない」なんていうのと同じ意味と意義をもっている(ホントか…)。
そのように、環境に配慮した存在をクルマであげるとしたら、その最右翼は、トヨタのプリウスだろう。
なにしろ、低速では電気モーターが駆動して、都内でリッター15キロ以上も楽々実現。同じクラスのクルマに比べると、ガソリンの消費量は1/2どころか1/3、1/4とさえ言われている。
そんな燃費の優等生プリウスだが、あまり距離を走らない自家用車で買って使うよりも、毎日かなりの距離を走る営業車で使ってこそ、「環境にやさしい」というものだ。
しかし、プリウスは同クラスのクルマに比べると価格的に高いから、あまり普及しないのかぁ…、と思っていたら、見つけました、プリウスのタクシー。偉いぞ、日の丸自動車。
もっとも、珍しいモノを見たように、こんなふうに書かれるようじゃ、まだイカン。
タクシーのほとんどがプリウスになるようじゃなきゃ、ね。ドイツではタクシーがベンツですってね、と珍しがられるように、日本ではタクシーがハイブリット車なんですってね、と世界中から珍しがられるようにならないとイカンです。
日時: 2008年03月11日 15:07 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
痴漢を「目撃」それとも「間違われた?」
上の写真は、このところ駅でよく見るポスターである。
この被写体の男性の表情が、なんとも言えず、複雑な胸中を示している。
だけど、このポスターを眺めていて思ったのだけど、
『今朝、痴漢と
間違われて逮捕。
問答無用だった。
思いこみは、
非常に怖いと思った』
こんなコピーライトでも、ぴったりくる。
つまり、映画「それでもボクはやってない」に表現されているように、
痴漢が逮捕されると、このポスターのように「情けないヤツ」と思う人は多いが、
けっこう本人は「冤罪」という場合も多いのではないか。
そして、そうなるケースは、言っちゃ悪いが、「痴漢でもしそうな風貌の人」が、
間違われてしまう可能性が高い。
とにかく、被害女性や周りの思いこみは怖い。
むかし見たテレビ番組で、アメリカのレイプ事件をとりあげ、犯人はこの黒人ですと被害者に指示された容疑者が、まったく違う人だったという事があったという。薄暗い中で本当はよく覚えていないのに、犯人は黒人であって、ちょっと似ているというだけで、犯人にされてしまった。このケースでは寸前のところで真犯人が自供して助かったらしいが、被害者自身が、この人です、と言うと、周囲もそのまま信じてしまうという例である。
あまり満員電車に乗ることのない筆者であるが、満員のときには、両手を上に上げておこうと思う。
いや、べつに筆者が「痴漢でもしそうな風貌の人」ってワケじゃなくて(汗)、「李下に冠をたださず」という心がけの問題なんである。(ホント)
日時: 2008年03月11日 14:47 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
病院にスターバックス出現。
筆者はソコソコのコーヒー好きである。
昔はかなりのコーヒー好きだったけれど、中年以後は日本茶も身体にいいから飲むべしとテレビで見てから、日本茶のペットボトルを良く飲むようになった。ビタミンドリンクも飲むし、豆乳も飲むし、野菜ジュースも飲む。まあ、飲料オタクと言ってもいい。(すぐ××オタクという風潮は何とかしないといけないが…)
本題に戻ると、病院から、いかにも病院という臭いが薄れたような気がするが、
ついに、病院にスターバックスが出現した(といっても、以前から在るのに、筆者が知らなかっただけ、だが)。これは慈恵会医大付属病院の一枚。
この現象は、二つの側面から考えられる。
1.病院でも美味しいがやや高価なコーヒーが飲めるほど、病院という存在が「高級化」した。
2.スターバックスが病院にも進出するほど、「大衆に普及」して庶民的なチェーンになった。
いずれにしても、美味しいコーヒーが思わぬところで飲めるのは嬉しいものである。
どの病院でもこういった「ブランド」もののコーヒーが飲めるなら、ちょっと嬉しい。
(あ、コレは、エクセルカフェでも、タリーズでも、ドトールでもいいんですよ)
日時: 2008年03月11日 14:30 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
東京ミッドタウンのライトアップは「床式」
これは12月5日の写真。(ブログの投稿がそれだけ遅れていてすみません)
六本木と乃木坂の間にある、東京ミッドタウンのライトアップですな。
最近はいろいろなライトアップがあるけれど、このライトアップは、「地面」のライトアップがあったところが新しいっぽいかな。
ふつうは樹木とか、建物とか、高くそびえるモノへのライトアップがほとんどだけど、これは芝生が敷き詰められているみたいなライトアップ。これはきれいだった。(パチパチ…一応拍手)
日時: 2008年03月11日 14:18 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
女性探偵は、コワイ?
最近よく見かけるのが、車内のこの宣伝。
女性探偵社という名称がなんというか、ちょっと興味をそそられる。
女性だけが探偵活動をしている、というのが、秘密めいている。
以前、探偵をしている人に話を聞いたことがあるのだが、探偵の依頼のほとんどが、「浮気調査」。
これって、ちょっと下心のある中年既婚男性には、コワイ存在じゃないですか?
当方は一応独身なので、よくわかりませんが(とトボけてみる)、タレントの島田紳助さんがテレビで言っていたのは、「浮気しない男はいない」とのことだから、
浮気の探偵活動は、100パーセントの既婚男性にとって、脅威となる訳だ。
そうなると、その脅威への対策上、この女性探偵の実態を知りたくなるというもの。
はたして、「証拠写真はどうやって撮るのか」「浮気相手になりすました『潜入操作』はあるのか」などなど、ノウハウが知りたくなる。
この広告の探偵社とは何の関係もないけど、以前六本木の「探偵バー」に行ったことがある。この店には、いろいろな探偵グッズが飾られていて、実際に探偵活動もしている、とのことだった。
今度また行ってみて、もう少し、探偵活動の実態について、ぜひ「取材」してみなければイカン。
いや、自分のためではありませんって。既婚の友人のために、「おい、探偵って柱の陰から写真を撮るらしいぞ」とか「ちょっとモーションをかけてきた美人がいても、探偵の可能性アリかも」と、
警告してあげたいんです。 本当ですって。
日時: 2008年03月11日 13:13 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)